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統制型マネジメントを好む経営者(上司)の留意点

ついつい統制型のマネジメントを採用しがちな経営者または管理者とは、指示命令が多く、行動後のフィードバック量が多いマネジメント手法を採用している。

指示命令が多く、フィードバック量が多いということは、その組織または部下の能力が未熟であるということである。

つまり、その組織や部下が未熟であれば、指示命令は多くなければ業務遂行ができないし、フィードバック量を増やさないと今後の業務の成長がままならい。

ただ、気をつけなければなら点は、組織や部下が未熟でない場合にも、指示命令が多く、フィードバックが多いマネジメントをしたのでは、逆効果である。

人は十分わかり切ったことを指示命令されれば、まったく信用されていないんだと思うだろうし、十分わかり切ったことを改めてフィードバックされれば嫌気がさすであろう。

元来人間は他人にとやかく言われることを嫌がるものである。

だから、マネジャーはよくその点を理解した上で統制型のマネジメントを行使する必要がある。

未熟な部下には、それは効果的であるが、未熟でない部下の場合はかなりのマイナス効果である。

また、概していえば、この統制のマネジメントを採用している限り、自立型、自主型、率先型の社員などというものは生まれてこない。

何につけても指示され、命令され、結果については細々と経営者が気に入らないことをチクチクフィードバックされていては、何かを自分からやろうなどとは思わないであろう。

経営者や上司は人間の心理や行動科学を学び、人のマネジメントに活かそうとする心がけが必要である。