部下の行動を変えるための上司の心構え
2022/04/27
他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる。
だから上司が部下を変えることはできない。
但し部下の行動は変えられる、というのが行動科学の立場である。
仮に部下の行動は変えられるのであれば、上司は部下の行動に焦点をあててその変革を促す必要がある。
多くの上司は部下への指導について自分のやり方は正しく、そのやり方で部下が変わらないのは部下が悪いと結論を下す。
そこで冒頭の言葉に戻る。
他人は変えられない、変えられるのは自分である。
だから、上司の指導の方法を変えなければならない。
Aという方法で部下の行動が変わらなければ、Bという方法を考えてやってみる。
Bという方法で変わらなければ、Cという方法を考えて指導してみなければならない。
上司がいつまでも自分のやり方は正しく、そのやり方で変わらない部下が悪い、と思っていたら、事態は一向に変わらない。