仕事の優先順位のつけ方
2022/04/06
①は緊急度も重要度も高いので優先順位は1番
②と③はどちらを優先すべきか?
実務者に聞くと概ね②と答えます。
緊急度が高くて重要度が低い仕事を、重要度は高いが、緊急度が低い仕事よりも優先させるということです。
おそらく間違いではないでしょう。
ですから大体緊急度の高い仕事に追われて一日が終わっています。
しかし、③はとても大事な仕事です。
緊急度は低いけれども重要度が高いので、大事な仕事なのですが、
いつも後回しにされて、手を付けられず、いつまでも解決されない事項になります。
③に取り組んでいる会社が伸びる会社です。
とすると③に取り組める体制を作らなければいけません。
そのためには、③に位置づけられる業務をリストアップしておく必要があります。
そして、少しでも時間に余裕があるときに、
即座にそのリストアップされた業務に取り掛かれる体制を整えておくことが重要です。
③の業務は部門や職種ごとに異なるでしょうから、それぞれの③に属する業務をリストアップして、
いつでも部下に指示を出せるようにします。
社長や管理職は部下をキープビジーの状態にしておくことが大事な役割の一つですが、
③の業務を常に準備しておき遂行させることは、
部下を常にキープビジー(忙しい状態をキープさせる)にしておくことにもつながります。
③の業務は企業の伸びしろですから、真剣に取り組む必要があります。