マズローの欲求5段階説から学ぶこと
2022/06/08
マズローの欲求5段階説では、人間は生存の欲求が満たされると、安全の欲求が生まれ、安全の欲求が満たされると親和の欲求が生まれる。そして、新和の欲求が満たされると自己顕示の欲求が生まれ、さらに自己顕示の欲求が満たされると、自己実現の欲求が生まれるとされている。
低次の欲求が満たされると次の欲求が生まれてくるというものだ。つまり、一番底辺にある生存の欲求が最も基本的で強い欲求であるとも解釈できる。
しかし、人間は時に生存の欲求より親和の欲求を優先することがある。
例えば、ひどいいじめにあい、自ら命を絶つのは、死ぬこと以上に仲間外れが辛いからだろう。
親和の欲求が生存の欲求を上回った状態と言えるかもしれない。
人は周囲からその存在を認められることで、安心して生きることができるという証ではないだろうか。
どうしてもしてしまうディスカウントを絶対にしないと心に決めること。
存在承認という概念があることを理解し、日常生活に活かすこと。
これらは職場での人付き合いや部下・後輩の指導、マネジメントで気をつける基本だと言える。