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承認についてのまとめ その②

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『承認』についてのまとめ その②

『承認』についてのまとめ その②

2022/03/16

承認するという言葉の中には、
「認める」「褒める」「期待する」などの言葉が含まれています。

 

この承認は、日常のマネジメント活動の中で、手軽に、頻繁に使える手法ですので大変有効です。

 

「自己実現」「達成」「成長」を実感することは、
人間が社会的動物である以上、他人の目や評価を通して実感できることが多いものです。

 

太田肇著『承認欲求』の「褒められることに飢えている日本人」によると、
日本では、会社でも学校でも特定のものを褒めると、
褒められなかったものがやる気を無くすとか、ひいきしていると誤解されるとか、

負の側面ばかりを心配して及び腰になり、そのため、褒める文化が育たない。

また、中小企業の経営者から聞いた話では、
管理職に、毎日最低1回は部下を褒めるように言い渡したところ、
職場の雰囲気が目に見えて明るくなり、それまで横ばいだった売上が一気に上がり始めた、
教育の現場でも、生徒を意識的に褒めるようにしたところ、
生徒たちの態度が前向きになり、クラスにおける問題行動が減少したと言う話も耳にする。などと記されています。

 

自分を知るためには他人の承認が欠かせない。
承認がいかに人間にとって重要かということ。

 

認め合う職場を作ることが、社員の定着率を高め生産性の向上に寄与します。
管理者は、マネジメントのなかにうまくこの承認を使うべきでしょう。

 

ただし、褒めても効果が上がらない場合があります。
それについては、次週お話しさせていただきます。
 

 

次週3月23日 『承認』についてのまとめ その③ へ続く

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